ダイエットって、我慢しないといけないもの?

ようやく季節も本格的な春になって日に日に暖かさが増してきた昨今です。
今年も早いものでもうゴールデンウィークですね。
ゴールデンウィーク中は旅行に行くとか家でごろごろするとか、普段と変わった生活になります。
夏の薄着の季節に向けてそろそろ体形が気になり出したり、日頃ダイエットを気にしたり、と食事に気を遣っているみなさんは、大いに悩む時期なのではないでしょうか。

ではなぜ悩んでしまうのか??
みなさんの頭の中には、ダイエットは我慢しなくてはいけないもの、つらいものというイメージが多いのではないでしょうか。実は、このイメージがある限り、ほんとうの意味でのダイエットは成功しないのです。

食事をするという行動は、みなさんご自分の自由意志で行っていると思われていますが、実は食行動の多くが無意識の行動、習慣化された行動なのです。
それが証拠に、よほど注意しませんと、何を食べたのかがあまり記憶に残りません。
これはどういうことかといいますと、目の前にある食事を見ておいしそう!と思い、さらにいいにおい!と鼻で感じてしまうともうそこから先は食べ物を口に運ぶという習慣化された行動が起こるだけなのです。
特に肥満になってしまう人の多くが、ものごとを考えずに食事をしてしまう、という傾向があるのです。

したがってダイエットのポイントは食事に対して習慣に支配された行動に任せるのではなく、もっと意識して食事をいただく事が大事で、そうすることによりダイエットはもっと簡単に、楽しく確実なものとなります。

それでは具体的にどうやるのかといいますと、まず食事に関心を持ちましょう。
どんな食べ物が体の代謝のどんな部分に役立つのか、今や健康ブームですので、あらゆる場面でそのような情報に触れることができます。
もう少し深く勉強したいという方には宣伝になりますが、レッスンモールというオンライン通信教育の講座の中で、ニュートリマイスター協会提供の健康栄養講座があります。

◆ニュートリマイスター講座>>http://lessonmall.jp/

ここで管理栄養士の鶴田と私、内山が日常生活に役立つ栄養や体の健康について解説していますので、ぜひご利用ください。
次に食べる前に目の前にある料理の内容をよくみます。
何よりこれから食事をするという自覚を持つことが大事です。そしてその料理を憶えるようにします。
自分で作る場合は食材選び、調理法の工夫をして、いつも同じような自分の好物だけを食卓に乗せるのではなく、しっかりとバランスを考えてください。
食事を意識するという行為、それだけでダイエットの大切な第一歩がスタートできます。

レコーティングダイエットという事を聞かれたことがあるかと思います。
体重を記録するだけで体重が減ってくるというものです。食べ物の記録も同様です。
それほど細かく記録する必要はありませんが、何を食べたというキーワードを書き込むだけでも人の記憶はよみがえるので、ごく簡単で大丈夫です。
そんなことでも食事を意識するという面では非常に重要になります。

連休中出かけるにしても家で過ごすにしても、簡単にできますので、ちょっと始めてみませんか?