経歴(内山明好)

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内山 明好 

日本ニュートリマイスター協会代表理事 医学博士

 

 


【資格】
日本整形外科学会専門医
日本抗加齢医学会認定医
日本製薬医学会認定医

【所属学会】
日本整形外科学会
日本リウマチ学会
日本抗加齢医学会
日本製薬医学会
日本女性医学学会


浜松医科大学医学部卒業。
同大学整形外科学入局、ハーバード大学骨疾患研究所留学。その後エーザイ株式会社、 グラクソ・スミスクライン株式会社にて薬事、薬剤安全性臨床開発等の部門長、担当役員を経たのち、現在は医療法人社団明日望 理事長となる。整形外科診療、遺伝子検査をベースとした栄養カウンセリングや抗加齢医学の実践など東京アスボクリニックにおいて医師として医療活動を行っている。


皆様へ

ある方が病院の外来を訪れました。
まず受付で何科にかかりたいですかと聞かれました。その方は病気にならない方法を
教えてくれる診療科にかかりたいですと答えました。受付は困惑しました。
受付は、「残念ながら、そのような診療科は当院には存在しませんので、どうぞ病気になってから当院にお越しください」と説明してその方にお引き取りを願いました。

このように日本の医療は病気になってから始まります。
すなわち、困った時の駆け込み寺的な存在です。医師も病気の人には興味を示しますが、冒頭の方が受付をすり抜けて外来まで来てしまったら、きっと何しに来たのですかといってしまうかも知れません。

しかしそれでよいのでしょうか。

私はほんとうの医療は人々を病気にさせないことだと信じています。
病気にならないカラダを作る、それを一緒に考えていくことがほんとうの医療であると。

それでもようやく病気は早期発見が重要と人間ドックなど検診の仕組みは充実してきました。
言葉は悪いですが、「早期に病気を見つけて病院に送り込む仕掛け」はできています。
もちろんこれはこれで非常に重要なことです。病気が深刻にならないうちに見つかれば治療によって元に戻ることができます。しかしせっかくこのような検診の仕組みがあっても検診に行く人たちはまだまだ少ない状態です。

それでは、『このように自由気ままな生活をして、病気になってしまってから医療のお世話に
なることがよいのでしょうか』と尋ねると、これはどなたに聞いても「よくない」と答えるでしょう。
また別の質問で病気になっても仕方がないと思っているかどうかと聞いてみますと皆、病気にはなりたくないと答えるでしょう。

私は、長年医療の現場とそこで治療手段となる薬剤を開発する製薬企業に勤務していました。
治療薬はもちろん必要不可欠な存在ですし、より効果の高い薬剤を開発することは重要なことだと考えていました。
しかし今は病気にならないことがもっと重要なことだと思うようになりました。

病気にならないカラダを作る第一歩としては、自分自身のカラダの仕組みを知ること、すなわちカラダの基本的な取扱説明書が必要だと思います。そのような目的でニュートリマイスター講座を開設することにしました。

ニュートリマイスター講座のベーシックコースを学んでいただくことでカラダの基本的な仕組みや身近な病気について、また病気にならないカラダを作るための栄養についての
知識を身につけることができます。

ニュートリマイスター講座の内容を実践することで、いくつになっても元気に活動できる、そんなカラダを作っていきましょう。