新年明けましておめでとうございます。
本年も健康維持や病気予防に有用な情報発信をして参りたいと思いますので、倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2008年後半から米国に端を発する経済危機が押し寄せておりますが、このような状況ではどうしても家計は防衛体制ということで縮小されているのではないかと思います。
そんな中で真っ先に節約を考えるのは食費ではないかと思います。日々の買い物でまず目がいくのが食材費で、どうしても安いものを買いたくなるのは人情です。
でもよく考えてみてください。
たとえば昨年もずいぶん話題になりました食の安全の問題。残留農薬や低栄養価など安い食材にはそれなりの問題がある製品も数多くあります。
食べてすぐに問題を起こすような食品はもちろん論外ですが、食は毎日のことですのでその蓄積効果は非常に大きいものです。
毎日のわずかな節約のため、その結果入院するような病気になってしまっては何のための節約だったのかということになりかねません。
贅沢な食材を買いましょうといっているわけではありません。
たしかに同じ野菜でも通常の特売野菜と有機農法での野菜は値段が違います。ただ味や栄養価を長い目で、健康ということに主眼を置いて考えればどちらが特なのかは明らかだと思います。
テレビや雑誌の情報もよいですが、しっかりした根拠に基づく情報を取捨選択してかしこい買い物をしましょう。
いろいろな生活アンケートからわかることは貯蓄をする最大の理由は将来の不安です。年を取って病気になったときに備えて貯蓄するという人がかなりの割合を占めます。
しかし年を取ったら皆病気になるわけではありません。
そうならないようにする方法はたくさんあります。食生活を含む生活習慣の改善は一番効果的な病気予防です。
ということで、2009年は単に肥満対策というだけではない、日常生活に関連した健康によい情報を発信していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。