健康管理の第一は管理しないこと?
ある週刊誌の特集で、今度は85歳以上までぴんぴんしている人たちの生活や意識を特集していました。
これらの人たちに共通しているのは一時期までタバコを吸ったり、大酒を飲んだりしていたが、皆様々なきっかけでその後はそういった悪習慣を止めています。
ただ健康管理の秘訣は?と聞かれると、そろって特に何もしていないと答えていたのが興味深いです。
特に健康のために何々をしていますという意識はないのです。
多くの人たちが、自然体が一番と答えていて、「食事も何かを制限しなくてはいけない、と考えるとストレスがたまるし、それは良くないよね」、と答えていた人などは肉をほとんど食べないようです。
ほとんどが魚と野菜の食事。かといって肉を断固として食べないと思っているわけではなく、ここに健康管理の秘訣があるように思う。
アーテイジの推奨する健康管理は管理しないことを基本にしています。
この点は冒頭の週刊誌に登場した人たちに共通しています。
なにやら禅門答めいているが、管理しようという意識が働くと、自分の行動に自ら制限を加え、それが知らず知らずにストレッサーとなります。
そうではなく、正しい知識を身につけて、何らかの選択の際に、正しい選択をしていけば「管理する」という自らの行動に制限を加えているという意識がないままに、自然と健康になる道を歩むことができるというわけです。
冒頭の特集に登場した人たちが言っていた、自然体ということなのです。
しかし多くの人はここで失敗をします。
なにやら体調を崩して、一端回復したら今度は健康になるためには、あれとあれを止めて、これを始めなくてはいけない、と考えてしまうまらです。
つまり健康は管理しなくてはいけないと考えてしまうことで、これでは自分の首を絞めているようなものだから長続きはしないですね。人は食事をするときどんな食材を選ぶか、もっと簡単に言えばお腹が空いたとき何を食べたいと思うか、そこに理性はほとんど働いてはいないでしょう。
だから食欲に任せて食材を選んでいけば通常は肥満の道をまっしぐらとなります。
ところがしっかりした知識を身につけ、それが習慣となっていれば、ほぼ毎回正しい(ここでは健康にとって良い)選択ができるようになります。
先日出版された「Q脳ダイエット」本をお読みいただいた方にはわかると思いますが、Q脳理論風に言えば食欲に任せて食べていると、Q脳の求める食材に手が伸びるだけです。
ここでしっかりQ脳がS脳の認知に基づいて指示が出来れば、自然と健康によい食材を選ぶことができるようになるのです。
Q脳を如何にうまく手なずけるか、それはQ脳ダイエットを実践していただくと身につけることができるでしょう。