リビア旅行記その2 -モスクと地中海-

下の写真は、町中で建設中のモスク(イスラムの教会)です。

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リビアの国民は大半が熱心なイスラム教徒です。

ですから、飲酒に関しては大変厳しく、ドバイがイスラム教とはいえホテルの中などでは結構飲めたのとは異なり、一切ダメです。

またリビアというと危ない国、というイメージが一般にはあるようですが、それはおそらく独立間もない頃のテロ支援により何年もの間、国連から経済封鎖を受けた時の印象が強いためではないでしょうか。

2006年5月に米国との国交回復など、国としても外国に対して開放されており、政治的には極めて安定した国です。

そして、リビア国内も治安は全く不安なく、ある意味東京よりも安全です。
確かに政治的なカテゴリーで言うとカダフィ最高指導者による独裁体制ですが、オイルマネーが潤沢なこともあり、国民が虐げられるといったことは全くなく、バングラディシュ等から労働者を受け入れています。

今回は、日本大使館を訪問し、在リビア日本大使からもお話を伺うことができましたが、カダフィ指導者も建国40周年ということもあり、民主主義的政治体制への軟着陸を模索しているとのことでした。

観光旅行はまだしにくいと書きましたが、専門旅行社によるツアー以外での個人旅行はかなり難しいようです。

ビザ取得にちょっと時間がかかるのと、現地に到着したらパスポートを警察に届けるなど欧米への旅行とはちょっと異なる点もあり要注意ですが、専門旅行社によるツアーでしたら細かい手続きはすべて面倒を見てくれるようです。

宿泊した施設が海岸にすぐ近く、そこは地中海が広がっています。ご覧の通り、波は静かで水は透明できれいでした。

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