医療保険の矛盾が教えてくれること

「高齢化社会を本格的に迎え医療費は高騰の一途。
そこで後期高齢者医療保険制度(長寿医療保険)を設立し、
高齢者の皆様にも
医療費の一部を負担してもらおうということになりました」

これは厚生労働省の説明であります。
この文章は高齢者になると病気になる人が増えるということを
前提に書かれています。

医療保険は病気になって初めて支払われますから、
どんなに病気にならないように努力しても
国からは一銭も支給されません。

なのに医療保険は、
病気で保険を使っている人と同じ金額を徴収されます。
これでは病気にならないように努力しましょうと
厚労省がいくら叫んだところで、
金銭面だけを考えれば誰も実行しないでしょう。

高齢化社会で保険財政の破綻が危惧されるというなら、
国はもっと疾病予防にお金を使うべきです。

今回のメタボ健診でも同じことです。
メタボ健診プログラムは国が決めました、
実行は健保組合で自分たちのお金でやりなさい、
良い結果が出ないと高齢者医療保険への
拠出金の額を上げますよ…という具合です。

この辺は各方面から批判も出ていて、
見直しも検討されているようですが、
そうはいっても国のやることを変更するのは時間がかかります。

医療保険の矛盾もさることながら、
やはり自分のことは自分で管理する、これが大事です。
誰しも病気になりたくはないでしょう。

メタボがすべての病気の根源とはいいませんが、
生活習慣を変えることで予防できる病気は数多くあります。
生活習慣の中で変更して健康に一番効果があるのは食事です。

今後もこのサイトでは健康によいレシピとともに
生活習慣を変えるヒントを出していきます。

病気になりたくない人は
ぜひこのサイトの記事をぜひ継続して読んでください。
前述の話からすれば病気になって
保険料を使わないともったいない気もしてきますが、
やっぱり元気に生活できた方がずっと良い。

そう思いませんか?